先日、「おお!」と驚くことがありました。
作文教室では毎回、上手く書けている作文を印刷して配っています。
そしてその作文の良いところを、一人三つずつ探して言わせています。
悪いところを探すより、良いところを探す方が勉強になりますからね。
さて、その良いところ探しですが、どこがどう良いか言うのって、意外と難しいんです。
「○○のところが面白かった」「○○の文からうれしい気持ちが伝わってくる」のような意見の言い方が多いので、それを聞いた上で私がそこを掘り下げて解説するのですが……
なんと、
「○○から△△までの四行にどういう事をしたかがくわしく書いてあるから、次に書いてある『うれしかった』から気持ちが伝わってくる」
文章の構成に注目してどう良いのか意見している!?
キミ、前回まで「この部分からうれしいって気持ちが、なんか伝わってきていい」みたいな意見が多かったよね!?
子どもの成長は、ほんとうに突然ですね。
しかも高学年ではなくて中学年の子が言うものですから、ほんと感心しました。
作文教室を開いていて良かったと思える瞬間です。